04日 7月 2021
CRISPRによる遺伝子編集技術がノーベル賞を受賞し、カリフォルニア大学バークレー校がCRISPRの特許を巡ってハーバード大学やマサチューセッツ工科大学を争い、また中国ではHIVに対する免疫機能や認知機能が強化された遺伝子編集ベビーが誕生している現在、遺伝子を改変した「デザイナー・ベビー」という闇のビジネスが動きだしているかもしれない。
しかも、驚くべきことに、この闇のビジネスの先頭に立っているのは、利益を追求する大手の製薬会社や、賀建奎博士やデニス・リプリコフ博士のような半インディペンデントな地下科学者ではなく、社会的に信用のある組織に属している科学者やアカデミックな大学なのである。