【地下文書】徹底討論!人類最終戦争「第一部 最終戦争は起きるか」

不況は戦争のためにつくられている


マンジュシュリー・ミトラ尊師、果たして、最終戦争は起きるのでしょうか!?

 

尊師:こんばんわ、麻原彰晃です。

結論からいうと、最終戦争を避けることはできない。これは有名なマラキの予言、あるいはノストラダムスの予言、あるいはシャンバラの予言と呼ばれるものがすべて、最終戦争が起き、そして地球人類のすべてが滅亡するのではなく、その後、新しい時代が現れるのである、と説いています。この予言の内容に入る前に、まず、政治経済の動向を分析している石谷さんの話を少し聞いてみましょう。

 

石谷:はい。経済ですが、ここ一年間の経済を見たところ、非常に変化が多い。特に、今の経済は1929年の世界恐慌が起きたときと似ているということがよくいわれています。ところが、世界恐慌のときにははっきりとした形で出てきた不況が、今はあまり形としては出ていないように思うんですね。ボディーブローのように、徐々に徐々に不況が進んでいるのでしょう。

 

そして、不況の後には、今までの歴史を見た場合、戦争に至っている場合が多いんです。例えば、1929年に世界恐慌が起こりましたが、それが完全に回復したのは、ニューディール政策など、いろいろいわれてはいますが、1938年のいわゆる第二次世界大戦まで待たなければいけなかったのです。あるいは、日本においては朝鮮特需がありますね。必ず、破壊の後に再生する。不況は「つくられるものだ」という視点から見たときに、今の社会情勢の大きな流れは、そういった方向に行くのではないかと思います。

 

また、先程述べたような観点で、世界の歴史をずっと過去にさかのぼってみていくと、人間というのは何も進歩していないのではないかなと感じます。

 

尊師:危険な状況であるということですね。これは、やはり同じように、社会の動向について注意深く検討しているティローパ正悟師の意見を聞いてみましょう。

 

ティローパ:わたしも、石谷さんがおっしゃった意見と基本的に同じです。確かに、世界恐慌が起こったときにニューディール政策云々で解消したように、歴史的には教えられています。けれども、実際、恐慌というのは戦争以外では絶対に解決しないと思います。今現在の社会情勢を見ますと明らかに恐慌に突っ込んでいます。そうすると、次に来るのは、同じように戦争以外にはない。

 

ところで、ここで「恐慌が起こっているから戦争が起こる」、あるいは逆に「戦争を起こさんがために恐慌がある」という見方もできるのですが、わたしは後者もうがった見方ではないと考えています。いずれにしても、今の世の中の動きは、偶然にそうなっているのではなくて、明らかに何らかの意思のもとに、戦争に突っ走っていると感じるわけです。

 

いつ訪れてもおかしくない-戦争・死


尊師:マンジュシュリー正大師、よく第二サティアンビル、あるいは第七サティアンビル、第十サティアンビルに、空からのお客様があると思うわけだが、F/A18ですか?

 

マンジュシュリー・ミトラ:ええ、F/A18ですか?

 

尊師:オウム真理教にとって、この戦争というもおは、これから例えば何年後かに起きるとして、一般の人にはそのような認識で受け止められるかもしれませんが、わたしたちにとっては、よく米軍のF/A18ホーネットが飛んできて、実際にいつミサイルを発射させれるかわからないというような状況に絶えず置かれています。

 

したがって、わたしたちはそのような意味において、死というものを絶えず意識しなければならない。これはこのラジオ放送を聴いている皆さんもそうです。わたしたちが、戦争に巻き込まれようと、巻き込まれないと、この死というものは絶えず認識する必要があります

 

 

そこで、皆さんに、一曲歌のプレゼント。「さまよえるバルド」。



■出典元

『日出づる国、災い近し』オウム出版