【地下文書】徹底討論!人類最終戦争「第二部 最終戦争で使われる兵器」

兵器の推移-第一次、第二次、第三次世界大戦


尊師:ところで、ヴィジラパーニ、第三次世界大戦が起きることが間違いないとして、この第一次世界大戦、第二次世界対戦、第三次世界大戦に使われ、そして使われるであろう兵器の推移というものは、どのように考えているんだ。

 

ヴァジラパーニ:はい、まず現代使われております主要な兵器、これらの原型はすでに第一時世界大戦において現れています。例えば戦車、これが現れましたのは、第一次世界大戦中の1916年のことです。また、よく知られているように原子爆弾、いわゆる原爆が現れたのは第二次世界大戦においてです。こういったかたちの以前からある兵器が、戦後時間をかけて、より高度なものに変わってきていると考えられます。これがまずひとつ。

 

これらに加えて、軍事研究というのは常に我々の知らないところで行われておりますから、現在一般には現れていない兵器といったものが当然あるだろう、そしてそれは必ず使われるであろうと思われます。

 

尊師:マンジュシュリー、だいたいどういうものが、新しく登場する可能性があるか。

 

マンジュシュリー・ミトラ:原爆・水爆の問題としましては、全方向に広がっていきますから、効率が悪い。そこで、例えばレーザーのようにそのエネルギーを一方向に集中することのできるようなエネルギー密度の高い兵器、あるいはコントロールのしやすい兵器、といったハイテク的な兵器がどんどん増えてくるのだろうではないかと思います。

 

尊師:秘密兵器研究家といいうか、そういうあらぬ情報に詳しいティローパ、どうだ。

 

ティローパ:本当にあるのかわからないところもあるんですけれども、その1つによくいわれるプラズマ兵器があります。これは非常に高温、だいたい4000度ぐらいの温度を瞬時に出せるわけです。核に比べると非常に綺麗といいますか、条件次第ではコンクリート、それから鉄を通過しますのです、どんな場所にいても生命体だけを殺すことができます

 

尊師:ちょっと待って。まずプラズマについてだけど、物理的にプラズマについて、ヴァジラパーニの方に説明を求めたい。

 

ヴァジラパーニ:はい、プラズマという言葉自体は非常にポピュラーになっていると思われますが、物理的には正と負の電荷が等量存在し、全体としては電気的に中性であるような一種の気体の状態、これを指しております。気体とはいいましても、電気的な効果が顕著になるため、通常の気体とは非常に異なった振る舞いをします。このため、個体・液体・気体に続く第四の状態とよばれることもあります。

 

尊師:それが、マンジュシュリー、ティローパの言う通り、ものすごいエネルギーを兵器として発するぐらいの力があるのか。

 

マンジュシュリー・ミトラ:そうですね、温度的には今4000度とおっしゃっていましたけど、たとえば4000度から100万度といったように、プラズマ自体の温度はエネルギー状態によってものすごい幅をとることができます。そしてその温度と分子運動、そしてそこから放射される電磁波、熱等によって様々な影響を与えることができます。では、具体的にそのプラズマをどうやって発生させるかというと、これもいろいろな方法がありますが、例えばマイクロ波を使う方法というのは非常に簡便で効率的だといわれております。

 

尊師:そうか、よし、よくわかった。ディローパ、続けてくれるか。

プラズマ兵器の実用性


ティローパ:はい。マンジュシュリー正大師もおっしゃいましたように、やはりマイクロ波を使った形でのプラズマ兵器というのは研究されているのではないかと思います。マイクロ波の場合、三点から照射して、その三方向の交点にプラズマが発生するといわれています。ただ、その場合、これを有効に使うため、地球のどこにでも、プラズマを起こさせるためには、やはり宇宙からの攻撃といいますか、要するに人工衛星クラスのマイクロ波を発生させる施設からできるようにしておくわけです。地上からももちろんできますけれども、より、どういう場所にでも攻撃することができるようにするためには、人工衛星の発展と一体になって開発されるのではないかと思います。

 

尊師:要するに人工衛星からマイクロ波を発信して、そしてこの地上のある点においてプラズマが発生するということだね。

 

ティローパ:はい、現に世界中で、正体不明の、人体から発火する現象などが起こってます。盛んに人知れず実験がなされているのだと思います。

 

尊師:そういう、人が燃える現象とかいうのは実験だと考えたらいいんだね。これについてはどうだ、マンジュシュリー。

 

マンジュシュリー・ミトラ:そうですね、確かに何らかの実験だと思いますが、マイクロ波の場合の問題は、波長の関係で、あまりスポットを小さく絞れないという問題がありますね。人工衛星にもいろいろ種類はありますが、例えば静止軌道上に、ある人工衛星を置いたとしまして、地上に一キロ程度の照射範囲を設けるとするならば、そのアンテナは八キロほど必要になります。ですから、人一人という大きさよりはもう少し広いエリアに対する作用ではないかと、個人的には思っておりますが。

 

尊師:以前インドで町全体が急に炎に包まれたという話があるんだが。

 

マンジュシュリー・ミトラ:それはちょうど合致するようなスケールですね。ビームの広がり方というのは、電磁波でいいますと波長に比例します。要するに振動数が大きくなればなるほど、広がり方は狭くなりますから、指向性がよくなるという現象を考えるならば、やはりレーザーによって鋭いビームというのが有効ではないかと思います。

 

尊師:ということは、この第三次世界大戦においては、兵器は進化する。そしてそれは例えば、マイクロ波あるいはレーザーを使ったような新しい型の兵器であるということだね

 

マンジュシュリー・ミトラ:少なくともその二つは使われると思います。

従来の兵器も使われる


尊師:他にどういう兵器が使われるかな。

 

ティローパ:はい。確かに新しい型の兵器-レーザー、ビーム兵器、粒子ビーム兵器等は使われるとおもいますけれども、第二次世界大戦で初めて登場し、なおかつその後発展した兵器、これもやはり使われるだろうと思っております。これが核兵器ですね。その核兵器の使われた方は、二十メガトンとか、十メガトンといったような、非常に大きなものも使われるでしょうし、あるいはもっと小型化した、非常に限定性のあるものも開発されてますので、そういうものもかなりの確率で使われるのではないかと思います。

 

尊師:これは明らかに、オウム真理教においては、超能力をつけ、そして予知し、それを避けるしかない。人はだれでも神秘の力を有している。さあ皆さん、「超越神力」をお聞きください。



■出典元

『日出づる国、災い近し』オウム出版