山本太郎 / Taro Yamamoto
れいわ旋風を起こした20年代政治家
概要
生年月日 | 1974年 |
国籍 | 日本 |
活動媒体 | 政治家 |
ムーブメント | れいわ旋風 |
公式サイト |
山本太郎(1974年生まれ)は日本の政治家。れいわ新選組代表。兵庫県宝塚生まれ。高校1年生のとき、民放バラエティ「天才・たけしの元気が出るテレビ‼」に出演。独特のダンスでお茶の間の人気者になる。その後、本格的に芸能界に進み、俳優としてキャリアを築く。
2011年3月11日に東日本大震災が発生し、東京電力福島第一原発がメルトダウンする悲惨な事故にショックを受けた山本は、「反原発」の運動に身を投じるようになる。長年所属していた芸能事務所を離れ、のちには自ら政界入りをめざした。
2012年12月の衆議院選挙で東京8区から初めて立候補する。主に反原発、反TPP等を訴えて約7万票を集めるも、次点で落選。翌年2013年7月の参議院選挙で東京選挙区で立候補し、66万票を集めて4位で初当選。
はじめは無所属で活動していたが、のちに小沢一郎らと合流する。6年後の2019年4月、小沢氏がいる自由党を離党し、ひとりで政治団体「れいわ新選組」を立ち上げる。
その後、評価の高い街頭演説が話題を呼び、SNSを中心に着々と支持を広げ、2019年の参議院選挙では党として比例区で228万票を獲得し、重度障がい者の舩後靖彦氏、木村英子の2人を国会に当選させるも、自身は落選。
得票率が4.6%であったことから、政党要件を満たした「れいわ新選組」の党代表となった。「れいわ新選組」は2019年の流行語大賞にノミネートもされた。
現在特に氷河期世代貧困層、社会的弱者、シングルマザーを中心に支持層を拡大している。
近代社会の本質である「個人の自尊心」に焦点を置いている政治家
山本氏とほかの政治家が異なる大きなポイントは「自尊心」に焦点を置いていることだ。山本氏の演説に自己肯定感を与えられたと感じている人は多い。
哲学者のジョン・ロールズは「正義論」で「一番のポイントは『自尊』である。これがすべての人に保障されるべき最も重要な基本財である」と述べている。
また、社会哲学者のエリック・ホッファーは大衆運動の本質を暴いた社会科学の古典『大衆運動』で「近代社会は、大衆が欲求不満にさいなまれ、自己の存在の意味に対して自身を喪失し、自分が役に立たないと感じ始めたときに取り返しのつかない崩壊を起こす」と述べている。
つまり、政治家に「生きててくれよ!」と語りかけてもらう必要があるほど、生きづらい人びとがたくさんいるという現実をどう考えるかだ。
5月2日の神戸・三宮の繁華街で行われた演説動画版が山本太郎の要素を凝縮したものと言われている。
山本太郎は国会議員になって7年何をしてきたのか?
強調したいのは、「議員バッジをつけた7年間で、彼が何をしたのか」だ。多くの人は、「原発事故の現状を訴え、天皇に直訴する」厄介な人と見ているだろう。
議員たちの重要な仕事の1つが、国会で質問を行うことだ。国会には分野別にさまざまな委員会があり、議員たちは各委員会に所属することで質疑の場に立つ。山本氏ははじめは内閣委員会だったが、その後「文教科学委」「予算委」「東日本大震災復興特別委」など、さまざまな委員会や調査会に所属した。
次に、国会議事録のウェブサイトをみてみた。任期中の山本氏の発言件数を調べると、合計189件ヒットした。2018年の通常国会において、国会での質問、議員立法の発議、質問主意書の提出、という議員として重要な活動を一回もしない「トリプルゼロ」の議員が72人もいるという報道を踏まえたいところだ。
具体的に質問していたことは、安保法則の議論での安倍首相への追求、野宿生活者の権利を守ること、生活保護を受ける人の大学進学率の押し上げなどだ。
れいわ新選組が政権を取ると起こるのは自民党のさらなる独裁である
多くの知識人が、れいわ新選組や山本にはファシズムのようなものを感じ取っているかもしれない。しかし、実際にもし、れいわ新選組が今のまま急速に議席を増やしてて政権を奪取したとしても、起きるのは第2の民主党政権である。
国民から「こんな奴らに任せられない」と思われ、民主党政権以上の完了システムによるボイコットが起こり即座に崩壊するだろう。そして、民主党政権を見放し、国民がうろたえたとに以前の自民党政権よりもさらに従順性が増した安倍政権が現れたように、れいわ新選組の後に来るのが本当の意味の「自民党によるファシズム」、そして、再軍備、核武装の道である。
これが、ヨーロッパや中国の市民蜂起から王朝がひっくり返ってできる独裁制と異なる、日本型の自民党ファシズムである。
規約
日本を守る、とは
あなたを守ることから始まる。
あなたを守るとは、 あなたが明日の生活を心配せず、
人間の尊厳を失わず、
胸を張って人生を歩めるよう全力を尽くす政治の上に成り立つ。
あなたに降りかかる不条理に対して、
全力でその最前に立つ。
何度でもやり直せる社会を構築するために。
20年のデフレで困窮する人々、
ロスジェネを含む人々の生活を根底から底上げ。
中卒、高卒、非正規や無職、障害や難病を抱えていても、
将来に不安を抱えることなく暮らせる社会を作る。
私たちがお仕えするのは、
この国に生きる全ての人々。
それが、
私たち「れいわ新選組」の使命である。
政権奪取後の緊急政策(一例)
- 消費税廃止
- 安い家賃の住まいの提供
- 奨学金徳政令
- 全国一律最低賃金1500円
- 公務員増員(保育、介護、障害者解除、事故原発作業員など)